2022年度 理事長所信

理事長   粕谷 洋亮



2022年度スローガン


はじめに


いまの調布の課題は、調布のためにできることは何だろう。
皆が求めていることは、皆が安心して楽しめることは何だろう。
皆が進んでやる気を起こし、周りにも勧めたくなる組織とはどんな組織だろう。

青年会議所の目標は「明るい豊かな社会」の創造です。常に完成はなく、社会の進歩、時代の変化とともに、青年会議所の運動も発展していきます。
私たちの力はこんなものではありません。思うように事業ができないと嘆くばかりでも、できないかもしれないことに期待を寄せるばかりでもなく、新たな価値を生み出し、それをより良いものにしていくことが私たちの使命であり、私たち自身が求めていることです。

いま、私たちの住む世界は、あまりにも急激な変化の中にいます。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより生活そのものが一変し、以前から続いていた価値観・消費・働き方の変化を急速に加速させ、更なる大きな拡がりを見せています。
私たち調布青年会議所も、リアルの自粛により、デジタル化が強制的に進んだことで得られたものは大きい反面、まだその変化に対応しきれていないのが現状です。
コミュニケーションの希薄化が深刻な問題となっている今こそ、これまで以上に伝えることを大切にしていきます。我々JAYCEE一人一人が主体者となり、明確に私たちの想いや情熱を隅々まで共有し、必要なことを見抜き、すぐに行動を起こしていきます。
さまざまな個性を持ったメンバーそれぞれが、自ら良い波動を発し、エネルギーを与え合い、共鳴する組織を目指します。

まちづくり


〜 地域に必要とされ続ける青年会議所を目指して 〜


わが町調布は、東京都心部に近い交通至便な立地でありながら、水と緑に代表される豊かな自然環境を有しています。
2012年に京王線地下化が実現し、調布のまちの様子は大きく変わりました。調布駅前には多摩地域最大級のシネマコンプレックスを含む複合商業施設ができ、東京2020大会の競技会場として武蔵野の森総合スポーツプラザが開業しました。これらの多摩地域における商業及びスポーツ・文化の新たなランドマークが誕生した事で、調布のまちは以前にも増して賑わっています。
青年会議所では「まち」とは単にそういったハード面だけではなく、そこに住む私たち市民も含めて「まち」と捉えています。利便性と魅力ある施設、豊かな自然環境を持つ調布に住む私たち市民一人一人が「このまちをどのようにしていきたいのか」将来を思い描き、目標を実現するために行動していくことが大切です。
調布駅前が大いに賑わっている一方、地元に根差した調布市内28の商店街の多くは活力に満ちているとは言えません。都市化していく中でまちの個性が失われ、そこに住む我々自身も、まちへの愛着が希薄になりつつあります。まちを愛するリーダーとして今一度、調布の特色を見直し、市民が自分たちの住むまちを愛し、一丸となってまちの育成に取り組んでいけるよう事業展開していきます。
地域社会の多様化するニーズに対応するためには、他団体との連携も欠かせません。特に調布市商工会青年部とは長年にわたり切磋琢磨し、調布青年経済人会議という名のもとに毎年合同で事業を行ってきました。本年もさらにその絆を深め、青年経済人として力を合わせ、調布により大きなうねりを創り出します。また更なる新しい繋がりも積極的に模索し、横の繋がりを広げていくと共に、創立52年目になる調布青年会議所の先輩諸兄姉との縦の繋がりも最大限に生かし、地域社会に必要とされ続ける調布青年会議所を目指します。
我々JAYCEE一人一人が主体者となり、堂々と運動展開する事が、真に豊かな調布を実現し、未来に残す事に繋がっていると信じています。

青少年


~ 子ども達の笑顔が見えるように ~


青少年事業は私達が青年会議所運動を展開している意義ややりがいを最も感じることのできる事業です。それは、事業を通して子ども達の笑顔や真剣な顔、熱中している姿を見ることで、それまで幾度となく重ねてきた会議や懸命に取り組んだ準備が報われたと、素直に達成感を感じることができたからです。わんぱく相撲調布場所はその達成感を感じることができる最たる事業でした。開催場所を毎年変えて、仙川や調布駅前広場、武蔵野の森総合スポーツプラザ、深大寺といった市内各所で日本の国技である相撲大会を行い、子ども達に勝った時の嬉しさ、負けた時の悔しさ、負けてしまった子どもに手を差し伸べる優しさを育んできました。また、わんぱく相撲調布場所には毎年アメリカンスクールの子ども達も参加し、子ども達の国際交流の側面からも重要な事業となっています。そんなわんぱく相撲調布場所も新型コロナウィルス感染症の感染拡大を受け、この 2 年間、中止を余儀なくされています。2022年度は子ども達の安全が確保できる状況であるならば、この素晴らしい「わんぱく相撲調布場所」を市民の方々に発信していきます。
また、青少年事業は小学生だけが対象ではありません。中学生はもちろん、高校生、大学生も青少年の対象となります。さまざまな年代にアプローチしていくことが、子供たちの将来のためであり、我々調布青年会議所の未来の可能性を広げることにも繋がります。
調布のまちの子ども達のために、今できることは何なのか、我々JAYCEE一人一人が主体者となり、真剣に議論を重ね、英知と勇気と情熱を持って取り組んでいきます。

ひとづくり・会員拡大


〜「奉仕・修練・友情」主体性を持った行動こそが周りを動かす~


青年会議所は「奉仕・修練・友情」をJC三信条として大切にしています。
青年会議所は単年度制だからこそ、毎年新しい役職に挑戦をすることができます。私自身も、与えられた職責を全うするために、時には思い悩み、投げ出したくなることが何度もありました。もがき苦しみながら1年間やり切ることで修練を積み、そうして培った力を事業という形を通して地域社会に奉仕することが、青年会議所運動なのだと理解しています。ただいくら修練を積んでも、自分一人では大きな事業はできません。なれ合いでない、本当の友情を築いてこそ青年会議所運動なのです。
これまで多くのメンバーが卒業し、それぞれが地域社会で今も活躍しています。それは青年会議所が各事業を通じてメンバー同士、切磋琢磨し、力強いリーダーシップを発揮できる「人財」を開発してきたからです。51年もの間、本気の行動を続けてきたことが調布青年会議所のブランドを高め、行政や他団体とのスムーズな連携を可能にしてきました。また、このことは会員拡大にも通じると考えています。
調布青年会議所のメンバー数はここ数年、毎年微減している傾向にあります。それはもちろん新型コロナウィルス感染症によって、自分達の思い描く事業が行えずにいることも要因の一つです。しかし、そんな中でも、会員拡大は調布青年会議所の運動に対しての成績表であることも事実です。
自分自身が地域社会の課題に当事者意識を持たなければ、地域から必要とされる事業は行えません。自分自身が主体的に取り組まなければ魅力ある組織にはなりません。自分自身の魅力を高め、組織の魅力を高め、調布青年会議所の知名度と魅力を発信することが、自発的な入会の申し出や、メンバー・先輩諸兄姉からのご紹介をいただくことに繋がります。
「自分だったらどうするか」当事者意識を持って行動する事が、キラキラ輝く自分自身、地域から必要とされる団体、魅力のある組織になる近道です。日々会員拡大を目指している我々JAYCEE一人一人が主体者となり、これからも青年会議所運動に取り組んでいきます。

組織について


~調布青年会議所宣言~


C 調布青年会議所は
H 広く認め合い
O 思いやりを忘れず
F 調布(ふるさと)の誇りとなるべく
U 移り変わる
J 時代に合わせ
C チャレンジし続ける事を宣言する

2020 年という大きな節目の年、創立 50 周年を迎え、今後 100 周年に向けて調布青年会議所の普遍的な基本理念を目に見える形にすることで、自らの存在意義を明らかにし、様々な運動を展開していく時に、常に立ち返るべき初心として、メンバーみんなの思いを込めた調布青年会議所の宣言文を策定しました。
この宣言文が策定されてから今日まで、新型コロナウィルス感染症対策として、多くの市民を直接巻き込んだ事業や、対面で子ども達を沢山集めるような事業の実施は難しくなっています。それでも「調布青年会議所宣言」に書かれているように、移り変わる時代に合わせて、まちの問題点や改善点、まちが求めていることを見つけ出し、そのニーズに応えるために、チャレンジしていきます。
メンバー間はもちろん各地会員会議所の同志や他団体の活動も含め、お互いの職業や働き方、宗教、人種、考え方などあらゆる多様性を広く認め合い、思いやりを持った団体運営を続けていきます。
調布のまちの事、公益社団法人調布青年会議所という組織の事について真剣に考え、思いやる心を決して忘れない、そんな調布青年会議所運動を私自身が率先して実践していくことで、メンバーが一丸となり、一緒に作り上げていけると信じています。

最後に


純粋な情熱は周囲に伝播します。まずは私自身から、どんなときでも自分で責任をもって選択し、周りに良い影響を与えられるよう、まずは自分が信頼に足る人物になるために、行動を積み重ねていきます。その姿勢に誰かが共感し、良い影響を受け、その人もまた周囲に影響を与える。そうして次々に共鳴していくことで、それぞれが堂々と主体者となり、自ら奏で、互いに響き合う、そんな熱意と行動力に溢れた組織を目指していきます。





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